『さいたまスイーツビュッフェ 2023~スイーツの楽園で美味しい食べ比べ~』を開催しました(2023年10月8日開催)

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※写真・取材協力:エリアLOVEWalker(株式会社角川アスキー総合研究所)

※写真・取材協力:エリアLOVEWalker(株式会社角川アスキー総合研究所)

さいたまスイーツが味わえるイベント、「さいたまスイーツビュッフェ 2023~スイーツの楽園で美味しい食べ比べ~」を10月8日(日)に大宮ソニックシティで開催しました。
さいたま市は、菓子類の消費額が高い街であり、たくさんのスイーツ店舗があります。本イベントは「さいたま市内で作られているおやつ」である「さいたまスイーツ」の魅力をより多くの方に知っていただくことを目的として企画したものです。

当日は高倍率の中、抽選で当選した100名の幅広い年齢層のお客様が来場し、「さいたまスイーツ」を堪能しました。
イベントの模様をお届けするとともに、「さいたまスイーツ」の魅力をお伝えします。

「さいたまスイーツ」を代表して、今回は12店舗+お土産2店舗が集結

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今回のイベントでは12種類のスイーツの中から、6つを選んで食べ比べるというビュッフェスタイルの企画として実施しました。

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来場したお客様の中にはどれを食べるか悩んでいる方も多く見られましたが、「選んで食べるという企画を含めて楽しかった。」という意見もいただけました。

なお、当日は会場にさいたま市長も訪れ、スイーツ店だけでなく、お菓子工場なども多いさいたま市の魅力をアピールしました。

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今回は通常の店舗出店だけでなく、「市立高校生創・さいたまスイーツ応援プロジェクト」として、生徒が企画し市内のスイーツ店舗が形にした限定スイーツを提供しました。
本イベントだけでしか食べられないオリジナルスイーツは大好評でした。
(協力店舗:「パティスリーアプラノス」「パティスリーアンフィーユ2016」「パティスリーポルトボヌール」「ケルクショーズ洋菓子店」)

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高校生がスイーツを企画し、それをスイーツ店が形にするという企画

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企画に参加した高校生は、スイーツを提供するスタッフとしても活躍

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「さいたまスイーツ応援プロジェクト」に協力した、さいたま市で活躍するシェフのみなさん(左から田中邦哉シェフ、浦野義也シェフ、朝田晋平シェフ、渡邉泰史シェフ)

魅力あふれる「さいたまスイーツ」を味わいに、是非さいたま市へ

イベント来場者の皆様からは「さいたまスイーツ」に対して親しみを持てたという感想を多くいただきました。今後も「さいたまスイーツ」の魅力をお届けするべく、様々な企画を展開したいと考えています。
魅力あふれる「さいたまスイーツ」を味わいに、さいたま市に是非お越しください。
さいたまスイーツの店舗検索はこちらから

<出店店舗&スイーツ レポート>

※以下のレポートは、エリアLOVEWalker(角川アスキー総合研究所)様の記事より引用/再編集しております( https://lovewalker.jp/elem/000/004/161/4161806/

ここからは今回出店した店舗、提供したスイーツについてのレポートをお届けさせていただきます。
先にご紹介させていただきました「市立高校生創・さいたまスイーツ応援プロジェクト」として市内の生徒と企画したスイーツは今回のイベントのみでのご提供ですが、その他のスイーツは各店舗でお召し上がりいただけますので、ぜひ気になるスイーツを見つけていただき、各店舗へご来店いただければと願っております。

CAFE BISTRO LE VANT

■提供スイーツ:チーズケーキ

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武蔵浦和のレストラン、CAFE BISTRO LE VANT(カフェ ビストロ ル ヴァン)。「埼玉建産連研修センター」の中にお店を構えています。ジビエ料理やカレーなどの本格的な料理が、幅広い客層に支持されています。
提供したスイーツはチーズケーキ。濃厚な味のチーズケーキに、サクッとした食感の土台がアクセント。「ビュッフェスタイルだから、他のスイーツもたくさん食べられるように」という心遣いで、お店で出しているケーキをハーフサイズにカット。甘さと香りが調和した奥深い味わいは、多くの人を虜にしていました。

氷川の杜 YAKUMO

■提供スイーツ:ショートケーキ

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氷川の杜 YAKUMOは、1979年に大宮でカフェとして創業し、現在は業務用のケーキ卸としてスイーツの製造・販売に携わる斎藤商事が運営している北大宮の洋菓子店。
提供したスイーツはショートケーキ。手作り・手切りで仕立てられ、北海道産の小麦によるしっとりとしたスポンジも特徴。定番だからこそ、実力がよくわかる一品として、人気を博していました。

GAKU BAKERY

■提供スイーツ:アップルパイ

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GAKU BAKERY(ガクベーカリー)は、東大宮にあるパン屋さん。北海道産の小麦やオーガニックフルーツ、旬の有機野菜などを使った安心・安全なパンにこだわったお店です。
提供したスイーツはアップルパイ。旬のリンゴを使った甘ずっぱい風味と、サクサクで軽やかなパイ生地は、素朴でありながら飽きのこない味わい。会場で提供されていたコーヒーや紅茶と合わせて楽しんでいた人たちも印象的でした。

パウンドケーキ専門店くみぱうんど

■提供スイーツ:国産レモンのパウンドケーキ

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パウンドケーキ専門店、くみぱうんど。旬の素材を使った季節限定商品や、イベントに合わせたギフト商品も展開しています。
提供したスイーツは国産レモンのパウンドケーキ。噛みしめるごとに、レモンの香りが口いっぱいに広がるさわやかさが魅力。個包装されていたので、家での楽しみとして持ち帰る人もいたようです。

プリン工房 檸檬堂。/檸檬堂 f

■提供スイーツ:氷川参道の檸檬堂プリン

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プリン工房 檸檬堂。は、大宮駅の東口にあるプチカフェ付きのプリン専門店。現在は不定期に営業を行っているそうです。そのため、お店の方から「もしいらっしゃる場合は事前にお電話の上お出かけください。」とお話しをいただきました。同じく大宮駅の東口に、テイクアウト専門の「檸檬堂 f」が営業しています。
提供したスイーツは氷川参道の檸檬堂プリン。こだわりの素材だけで作られた味や香りもさることながら、なめらかな舌触りも特徴的。早い時間帯で無くなってしまい、「食べられなかったので、お店に行きたい」と話す人もいました。

善収庵 大こくや

■提供スイーツ:くずバー

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与野本町駅東口高架下にある「善収庵 大こくや」は、創業から50年以上営業してきた和菓子店。開業は与野本町通りで、現在は駅高架下に移転しています。
提供したスイーツはくずバー。くず餅をアイスキャンディーにした、不思議なスイーツ。時間が経っても溶けず、食感の変化も楽しめます。最後のデザートとして食べる人も多く、家族連れの人からも好評でした。

パティスリーアンデトゥール

■提供スイーツ:モンブラン

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pâtisserie undétour(パティスリーアンデトゥール)は、さいたま市岩槻区にあるケーキ店。岩槻の愛宕神社踏切そばにあり、駅からほど近い立地で気軽に入りやすい雰囲気です。
提供したスイーツはモンブラン。濃厚なマロンクリームと軽やかな生クリーム、底のサクサクとしたメレンゲの食感が、口の中で絶妙な甘さを伝えてくれます。定番でありながら、「これが一番好き!」とおっしゃられる方も多数いらっしゃいました。

七越製菓 本社売店ななこし 武蔵浦和店

■提供菓子:手揚げもち しお味/しょうゆ味

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七越製菓はさいたま市中央区に本社を置く製菓会社。手作りの心を大切に、味と製法にこだわった米菓を作り続けています。
提供したお菓子は手揚げもち。ついつい止まらなくなる絶妙な塩加減から、手土産としても人気の商品。今回提供されたのは定番の「しょうゆ味」「しお味」の2種類。甘いスイーツの間に食べたくなるのか、お店の方も驚くほどの人気ぶりでした。

パティスリー エフ(お土産スイーツ)

■提供スイーツ:シトロンマドレーヌ/クマさんのキャラメルマドレーヌ

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Pâtisserie f(パティスリー エフ)は、さいたま市見沼区にあるパティスリー。近くにある市民の森・見沼グリーンセンターでは、およそ300匹のシマリスが自然に近い形で放し飼いにされている「りすの家」があります。それにちなみ、店内はリスの人形やイラストなどで飾られ、トレードマークになっています。
提供したスイーツはシトロンマドレーヌとクマさんのキャラメルマドレーヌ。素材や製法にこだわった、シンプルながら飽きのこない味わいの焼き菓子。人に見せたくなるかわいらしい見た目にもシェフの技工が光ります。家族や友人へのプレゼントに渡したいと話す人もいました。

手作りチーズケーキの店ダンテ本店北浦和工房店(お土産スイーツ)

■提供スイーツ:チーズケーキのラスク

手作りチーズケーキの店 ダンテは、ノンホモジナイズド牛乳(生乳に含まれる脂肪球を小さくする工程を経ていない牛乳)を使った自然の味が特徴のチーズケーキで知られる店舗。
提供したスイーツはチーズケーキのラスク、お店の看板メニュー、ベイクドダンテを12時間かけて近赤外線ドライ製法で丸ごと乾燥させて作った、ほろっとした食感が人気。日持ちすることもあり、家族だけではなく職場に持っていく予定の人もいたようです。

「市立高校生創・さいたまスイーツ応援プロジェクト」対象店舗

浦和南高等学校✕パティスリーアプラノス

パティスリーアプラノスは、地元の卵やフルーツ、こだわりの産地のチョコレートなどを使ったスイーツを取り揃えるパティスリー。テレビ番組で紹介されたことから知った人も多く、さいたま市民だけでなく、都内からスイーツを買いに来る人も見られる人気店です。

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「秋の宝箱」。ドーム上の飴細工が目にもあざやかな一品です

浦和南高等学校の生徒が企画して作られたスイーツは「秋の宝箱」。秋に食べるスイーツをコンセプトに作られた一品。中にはマスカットを使用。見た目も楽しいドーム状の飴細工は食感のコントラストにもなっています。フォークやスプーンを作って、飴をコツコツと割るおもしろさもありました。
ホテルのシェフパティシエなどの経験を持つパティスリーアプラノスの朝田晋平オーナーシェフは、生徒が企画したスイーツに関して「なるべく生徒のみなさんの考えを入れる。スタートは、自由な発想ですから。いかにその発想を現実的にするかがプロです」と語っていました。

中にはクリームやマスカットが入っており、外側の飴のパリパリした食感との対比も楽しい

参加した生徒たちは、「イベントに参加したみなさんが『おいしそう』『おもしろかった』と言ってくださって、とても光栄でした」とコメントしていました。プロフェッショナルの技が、高校生の夢を叶えたスイーツになったといえますね。

スイーツを提供するのは、企画した高校生のみなさん。朝田シェフも笑顔で見守っていました

大宮北高等学校×パティスリーアンフィーユ2016

パティスリーアンフィーユ2016は、多数のケーキや焼き菓子を取り揃えた、さいたま市見沼区のケーキ店。地元・さいたま市の食材はもちろん、厳選した素材の産地も明確にした安心・安全なスイーツにこだわっています。

※「アンブル・オ・ガトー」。甘さだけでなくキャラメルの苦味なども活かした、大人も楽しめるスイーツ

大宮北高等学校の生徒が企画して作られたスイーツは「アンブル・オ・ガトー」。「働いている人へのご褒美」をコンセプトに作られた一品です。キャラメルのソースやアーモンドなど、ほどよい甘さが疲れを癒やしてくれます。
 「センチュリーハイアット 東京」(ハイアットリージェンシー東京)でアシスタントシェフ、「ホテル西洋銀座」でシェフパティシエを務めるなどの経験を持つパティスリーアンフィーユ2016の浦野義也シェフも、生徒のアイデアには驚かされたと言います。

提供時に最後の仕上げをするという演出もありました

浦野シェフによれば、「生徒からは、プロから見ると『えっ』と思う発想が出てくるんです。でも、それが彼らにとってはワクワクする想像なのでしょうね。それを実現することにはおもしろみがあります」とのこと。

自分たちが企画したスイーツの仕上げを任された高校生のみなさん。緊張しつつも、楽しそうでした

スイーツ作りにあたって、「キャラメルの苦味、チョコレートの甘味を意識しました」と語っていた生徒のみなさん。老舗で修行してきたシェフが、生徒の“ワクワク”する想像力を形にした……そんなスイーツに仕上がっていました。

大宮国際中等教育学校×パティスリーポルトボヌール

パティスリーポルトボヌールは、フランスで修業を積んだ渡邉泰史シェフが北浦和にオープンしたケーキ店。フランス語で「幸せを運ぶ」を意味する店名にちなみ、幸せを運んでくるとされるてんとう虫がお店のシンボルです。

「BON」はその名の通り、盆栽をイメージした見た目にも楽しいスイーツ。盆栽がテーマのため、容器もしっかりとした陶器を使っています

大宮国際中等教育学校の生徒が企画して作られたスイーツは「BON」。さいたま市の伝統産業である盆栽をイメージした一品。見た目のすばらしさはもちろんのこと、オレンジや抹茶の風味を活かしたさわやかな味の仕上がりです。
 スイーツ作りに情熱を燃やし続ける渡邉シェフは、生徒と協力するプロジェクトに関しても、「生徒たちのアイデアを具現化したい」と意気込んでいました。「今回提供するスイーツは、『うち(パティスリーポルトボヌール)の味』ではありません。どういうイメージがあるのかを聞いて、バランスを構成しながら作っていく。大変ですが、おもしろいアイデアがありますからね」と語ってくれました。

中の層に抹茶やオレンジなどが使われており、食べ進めていくとさまざまな味のグラデーションが堪能できます

「盆栽美術館に行った経験があり、さいたま市は盆栽が有名なので、スイーツとして企画したらおもしろいと考えました」と話した生徒の発想を、渡邉シェフが見事に形にしていました。

大宮国際中等教育学校×ケルクショーズ洋菓子店

ケルクショーズ洋菓子店はさいたま市浦和区にあるスイーツ店。甘さ控えめで、素材の持ち味を生かしたスイーツは、世代を超えて多くの人に愛されています。Quelque Choseとはフランス語で「ちょっと価値のあるもの」という意味。その名の通り、日常をちょっと楽しくしてくれるスイーツが揃ったパティスリーです。

「トレジャープリン」。4つの層に分かれており、食べ進めるごとに尽きないおいしさが楽しめます

大宮国際中等教育学校の生徒が企画して作られたスイーツは「トレジャープリン」。アレルギーを持つ人にも味わってほしいという思いを形にした一品です。食べ進めると宝探しのようにさまざまな味わいが現れる、味覚と視覚で楽しめるスイーツ。
 ケルクショーズ洋菓子店の田中邦哉シェフは、「たとえば誕生日に、お子さんにケーキを出すとします。そこで『あのとき、ケルクショーズのケーキを食べたよね』と。そういう具合に、作ったスイーツが誰かの思い出になったら嬉しいです」とスイーツへの情熱を語ります。
 今回は、生徒が考えたスイーツを形にする立場となった田中シェフ。「若い人の発想を尊重したいです。自分がサンプルを作りすぎてしまうと、生徒が気を使って『これでいいです』と遠慮してしまうかもしれない。そうではなくて、“手助け”として職人が携わるかたちにしたい」と目標を話していました。

透明な容器を使ったことによる外見もユニーク

生徒との企画を「若い人たちに“食”に興味を持つきっかけになってくれれば」と語っていた田中シェフ。「アレルギーフリーというところにこだわりながら、バラエティのあるもの、個性のあるものを作りたいと思いました」という生徒の若いアイデアを、4層を一度に食べる楽しさを持つスイーツとしてみごとに実現させていました。

スイーツを受け取った人たちの楽しげな反応に、企画した高校生たちも思わず笑顔

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