紅赤(べにあか)とは?
1898年(明治31年)、現在のさいたま市浦和区で農家の山田いちさんに発見されたさつまいもです。当時、甘くておいしいいもとして高値で取引されるようになり、大正から昭和のはじめにかけての埼玉県では、さつまいもの栽培面積の約9割を紅赤が占めるほどになりました。
1984年(昭和59年)、栽培が簡単で収穫量も多い「ベニアズマ」が発見されると「紅赤」の栽培はたちまち減少し、ついに「幻のいも」と呼ばれるまでになりました。
栽培の復活
「栽培しにくい品種」とされる「紅赤」ですが、近年伝統産地の復活を目指し、「さいたま市紅赤研究会」の会員を中心に「紅赤」の栽培に取り組んでいます。
発見から120年
紅赤が発見されてから120年以上!
これほど長く地元に生き残っているさつまいもはとても珍しいといわれています。
紅赤を使ったお菓子
今では写真のように「紅赤」を使ったスイーツがたくさん商品化されています。
ぜひ、120年以上前から地元さいたまに残るさつまいも「紅赤」を味わってみてください。
※期間限定商品もありますので、お求めの際は各店舗にお問合せください。
足立屋
https://www.saitamasweets.com/archives/2275
岩戸屋
https://www.saitamasweets.com/archives/2300
善収庵 大こくや
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浦和 松月堂
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パティスリー スプランディード
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